皆さん、こんにちは!
よりそいクリニック院長の森岡 貴勢(もりおか たかせい)です。
当クリニックは兵庫区、長田区、中央区、須磨区の地域を中心に半径16km圏内で定期的に訪問診療を行なっています。
以前より、当クリニックがどんなクリニックなのかをブログを書いてお届けできればと考えておりましたが、どのような内容を書けばいいのか悩み止まってしまっておりました。
まずはブログで、私のこれまでの人生経験を通じて、私がどんな想いで医療に向き合っているのか、そしてこれからどんな医療を提供していきたいのかを、少しずつお伝えしていきたいと思っています。
初回となる今回は、私の意外な転身と、その原点についてお話させてください。
まさかの薬学部!?勉強嫌いの少年時代
生まれは大阪の堺市。皆さんご存知の仁徳天皇陵があるところと言えば、少しはイメージが湧くでしょうか?(笑)
実は私、子どもの頃から勉強があまり好きではなくて、高校時代もテストの点数は…まあ、ご想像にお任せします(苦笑)。
そんな私がなぜか薬学部に進学することになったんですが、その当時の成績で入れる大学を探して何とか入学できた感じでした。
薬剤師として、患者さんと向き合った日々
薬剤師になってからも、正直勉強は得意ではありませんでした(笑)。
でも、患者さんと話すのは大好きで、コミュニケーションを通じて少しでも患者さんの力になれたら、と思って仕事をしていました。
ただ、病院勤務になると、どうしても医師とのやり取りに苦手意識を感じていました。この時の経験が、話しやすい患者さんに寄り添える医師を目指す、大きなきっかけになったと思います。
「勢い」で決めた!?異業種での経験
その後は病院や調剤薬局だけでなく、ドラッグストアにも勤務しました。
そこでは、まるで別世界のような「商売」の厳しさを体験しました。
売上を上げるために、大声を出して商品を売る。今では考えられないような環境でしたが、この時の経験が、様々な人たちに臆することなく話しかけて良好な関係をスムーズに築くという、今の自分を形成する上で良い影響を与えてくれていると思っています。
アメリカ留学という転機
ドラッグストアでのハードな日々の中で、「このままではダメだ」という気持ちが芽生え、当時通っていた英会話教室をきっかけに、アメリカ留学を決意しました。
「勢い」で決めたと言っても過言ではないですが、この留学が、私が医師を目指す上で、大きな転機となりました。
今回は、私が医師を目指すまでの経緯と、その原点についてお話しました。
次回は、救急医として命と向き合った日々、そして離島での挫折についてお話したいと思います。
お楽しみに!